August 23, 2008

さて五輪 6

 確かに世界の三強が予選でこけちゃた結果とはいえ、それもレース。男子100×4リレー銅メダルの快挙は、体格や天賦の才だけでは太刀打ちできない日本選手が技術に磨きをかけた事へのご褒美なのだろう。

 アメリカなんて速いってわかっているもんだから、ロクにバトンパスの練習していないって言うじゃないか。この国がバトンパス失敗で栄冠を逃したのは今回が初めてじゃない。まぁこれだから陸上は面白いともいえる。(ちょっとした“ザマミロ感”) イギリスは巻き添えを食って気の毒だったけど…。

 ジャマイカは別格。

 50km競歩の山崎選手も大健闘だと思う。何と言うか、競歩という地味な競技と彼の謙虚な人柄がぴったりだったなぁ。でもこの種目は「ええぃ面倒だぁ!」って走ってしまいたくなったりしないのかなぁ。

 野球は韓国に逆転負け。男子サッカーといい野球といい、プロ選手がついでにやるような参加形態では難しいのかもしれない。それが望ましい形だとは思わないが、アマチュアの、存続の危機にあるような種目の選手たちが目の色を変えて挑んだ戦いには、ギリギリの緊張感と感動があった。たとえメダルに届かなくても、全力で戦った潔さを感じられたのは、アマチュア傾向の強い選手と種目だった。だから、そういった種目を応援し続けるのが正しいんだろうけど、それがなかなか…。

 “ここで勝たないともうこの種目の未来はない”なんて事じゃなくても競技ができればいいんだけど。

 男子マラソン、健闘を祈る!

August 19, 2008

さて五輪 5

 トライアスロンってのは日本語にすると『とにかくみんな大慌て』だな。プールじゃないところを(中国のダム湖ってのがすごく心配だが…)大勢でばっしゃばっしゃ泳ぐってのは、大騒ぎに見える。でまぁそんなに差がつかずにみんな一斉に自転車乗り場に走っていく様子とか、水着のまま自転車漕いで行く様子も大わらわだ。で、当然そのままランに移行していくわけで全体的に、

 取るものも取りあえず

な競技だ。

 なでしこは健闘及ばずアメリカに敗退。(中国語表記で“美国”ってのが納得いかない!) しかし最後の最後まで戦いを挑んでいく姿勢は素晴らしかった。荒川選手はまさに意地の一撃。イマイチFWに「こうするんだ!」って見せつけたようだった。

 それにしても、準決勝で惜しくも敗れたというぐらいならまだしも、予選リーグ3連敗でまったくどうにも歯が立たなかったにもかかわらず「自分たちのやってきたことは間違いじゃなかった」なんて言ってしまう神経はどうだ? そんな奴に指揮を取らせた責任、誰か取らないのか? 

 あの内容で、あの結果でさらに自信を深めて欧州に旅立った言い訳番長、もう帰って来なくてもいいからね。もうオランダでもどこでも好きにしていいから。何なら中東にでも行ったら? で、砂漠でラクダに逃げられて〜。

 もうね、女子の方が全然格好いい! 情けなや…。

 伊調姉妹はこれで引退の様子。まぁ前回の五輪と全く同じメンツってのは大きな問題。本当ならば彼女たちを蹴落として踏み越えてくる選手が必要なのだが…かつての彼女たちのように。それにしても、この姉妹も“おっとこまえ”やなぁ。

 110mハードルの劉翔選手のリタイアには驚いたが、中国全土での大非難にはさらに驚かされた。選手の体調が誰にも明かされない国ってのが恐ろしいって事に気づかないって事が、何より恐ろしい。

 女子バレー終了。次の監督は、ぜひポロシャツの襟を立てない人にお願いしたい。

August 11, 2008

さて五輪 2

やわらちゃんって、もう“ちゃん”って感じじゃないな。“やわらさん”だ。
それにしてもあの“何が何でも組み合わない柔道”ってなぁ見ていてストレスがたまる。ボクシングみたいだったな。

サッカー男子はあっけなく敗退。というかあのナイジェリアのチームと本当に同じカテゴリーなの? と思ってしまった。

まぁオグシオが勝ったからいいけど ^-^;

それにしてもホッケー女子が真っ赤なユニ、バドミントンは濃紺にオレンジ、サッカーはブルー、野球は白とグレー、バレーボールは赤と黒…競技によってバラバラってのは、どうなんだ?

野口選手、無理はしてほしくないけど本人は絶対に出たいんだろうなぁ…。