August 10, 2008

さて五輪 1

確かにふんだんに電力使い過ぎだとか、花火打ち上げすぎだとか、エコロジーなんてくそくらえなお国じゃんきあとか、今のあんたらに一つの世界だなんて言って欲しくないやいだとか、数万人の出演者の向こうに何億の貧しい人民がいるんだだとか、突っ込みどころは山ほどある。大勢の人間が一斉に動き演じる姿の背景には“国家の威信”だとか“団結人民”だとか“赤い旗のもとに”(…う〜む)といったものが見え隠れするのだが…。

あそこまでやられると、やっぱすごいわ。中国。さすがだ、チャン・イーモー。

元々少林寺とか京劇とか三国志とか、そういった中国文化が好きだから、よけい見入ってしまった。

まぁ、長大な“我が国歴史自慢 どうだまいったかの巻”と言ってしまえばそれまでなのだが…。

形としての何かを残したい俺様都知事が2016年の五輪開きたくってしょうがないようなんだが、やめた方がいい。インフラ整備に関わる経費云々だけでなく、あんなにたくさんの“ちゃんとした若者”を集めるの無理だもの。黒髪で天然眉毛できりりとセレモニーをこなす人間、あんなにたくさんいないもの。良くも悪くも“人”の力と歴史を見せ付けた北京。おそらくは地球の保護や小さな大会をアピールしてくるであろうロンドンときたら、次にやることないっしょ。長野で伊藤みどりがへんてこ衣装で聖火に点火して、もういいっしょ。


にしても長いよ! 11時半ごろついにダウン。寝てしまった。最後の聖火ランナー(フライヤー)もワイヤーアクションだったんだねぇ。