August 19, 2008

さて五輪 5

 トライアスロンってのは日本語にすると『とにかくみんな大慌て』だな。プールじゃないところを(中国のダム湖ってのがすごく心配だが…)大勢でばっしゃばっしゃ泳ぐってのは、大騒ぎに見える。でまぁそんなに差がつかずにみんな一斉に自転車乗り場に走っていく様子とか、水着のまま自転車漕いで行く様子も大わらわだ。で、当然そのままランに移行していくわけで全体的に、

 取るものも取りあえず

な競技だ。

 なでしこは健闘及ばずアメリカに敗退。(中国語表記で“美国”ってのが納得いかない!) しかし最後の最後まで戦いを挑んでいく姿勢は素晴らしかった。荒川選手はまさに意地の一撃。イマイチFWに「こうするんだ!」って見せつけたようだった。

 それにしても、準決勝で惜しくも敗れたというぐらいならまだしも、予選リーグ3連敗でまったくどうにも歯が立たなかったにもかかわらず「自分たちのやってきたことは間違いじゃなかった」なんて言ってしまう神経はどうだ? そんな奴に指揮を取らせた責任、誰か取らないのか? 

 あの内容で、あの結果でさらに自信を深めて欧州に旅立った言い訳番長、もう帰って来なくてもいいからね。もうオランダでもどこでも好きにしていいから。何なら中東にでも行ったら? で、砂漠でラクダに逃げられて〜。

 もうね、女子の方が全然格好いい! 情けなや…。

 伊調姉妹はこれで引退の様子。まぁ前回の五輪と全く同じメンツってのは大きな問題。本当ならば彼女たちを蹴落として踏み越えてくる選手が必要なのだが…かつての彼女たちのように。それにしても、この姉妹も“おっとこまえ”やなぁ。

 110mハードルの劉翔選手のリタイアには驚いたが、中国全土での大非難にはさらに驚かされた。選手の体調が誰にも明かされない国ってのが恐ろしいって事に気づかないって事が、何より恐ろしい。

 女子バレー終了。次の監督は、ぜひポロシャツの襟を立てない人にお願いしたい。