April 01, 2008

春の言葉

 春は出会いの季節はじまりの季節、と書き出すと多分明るい内容の文章になる。別れの季節おしまいの季節と書き出すとさみしい内容になる。

 (実はもう一つ、もう周りは年度末だってんでバタバタイライラして眼なんかつり上がっちゃって、空気が殺伐としてて嫌んなっちゃう?というのもあるのだが?)

 石持て追われるようにようにして去って行った上司に対して、公の場で文句を言っちゃいけなかったな、田中マルクスくん。「あの監督がいたころは、雰囲気も良くなかった」 百歩譲って内容を否定しないとしても、まだ早かった。自分が無能だと思った上司がいなくなた直後ではなく、いなくなった事で自分が世間から認められる結果を出してから言うべきだった。

 言葉として発すると、もうそれを引っ込めることは出来ない。取り消すことはできない。上からつぎはぎを当てる事しかできない。

 …と言っている自分も、随分失敗しているんだけど?。

 先日、12歳の子から嬉しい言葉をもらった。
「え〜っと、あの、3、4年間お世話になりました。ありがとうございました」 照れながら言っていた姿が、何とも可愛かった。
 「3、4年間って!」と突っ込んで笑ってしまったのだが、それがその子の実感だったのだろう。何より照れくさくても言わなきゃという気持ちが伝わってきた。言葉にすると照れくさいものでも、言ってみると悪くないだろ? こういうのは。