March 24, 2009

東京マラソン雑感 1

本人はそういうつもりがあるのかどうか分からないが、どうもあの知事は「どうだ俺がやってやったんだからおめぇらありがたく思えよ」的な空気を醸し出すよなぁ。

まぁそれはさておき…。

男子は期待の招待ランナーが総ずっこけでしたね。コンディショニングがうまくいかなかったようです。日本最高記録保持者の高岡選手、最後のレースを完走で終えられなかったのは、さぞかし残念だったことでしょう。しかし、足を痛めて失速した時の表情は何か達観したものさえ感じられました。見ていてうるっとしてしまいました。お疲れ様です。

女子優勝の那須川選手、ついに花が咲きましたね〜。駅伝競走では、ストライドの大きな、跳ぶような走りがきれいだなぁと思っていました。それにしても、小出監督ってのはやっぱり大したおっちゃんなんだなぁ。いい加減そうに見えるけど。(著作を読むと、意外と繊細に気を使っているようです、監督)

ちなみに那須川選手と一緒に走っていたおとぼけ仮装ランナーは、結構エリートな市民ランニングクラブ所属のようです。

土佐さん、転んじゃったそうで、お気の毒。それでも3位に入る所はまさに“転んでもただじゃ起きない”粘りのランナーですね。周りは盛んに「出産後に復帰」と言っていましたが…ホクレンの赤羽さんの例もありますしね。まずは、お疲れ様です。

そして忘れちゃいけない女子の2位。走る女子ちび太(すいません、僕が勝手に言ってるだけです)佐伯選手です。(こちらも小出監督門下!) あんなにちっちゃくってねぇ。

…といったアスリートだけの大会でないのが、この大会。
つづきは、また。

March 09, 2009

名古屋国際女子マラソンj

終始笑顔で、沿道に手を振りながら走った高橋尚子さん(もう選手じゃないちょ思う)。あの走りで2時間52分なんですから、さすがのQちゃんですね。お疲れ様でした。どこかの市民レースで見かけることができるかなぁ。大人気だからしばらくは無理かなぁ。

30kmでスパートをかけた新谷選手。小出門下生の期待の星なのですが、ちょっと仕掛けが早かったんじゃないかなぁ。それとやはり気になったのがあのフォーム。素人考えですが、あの膝から下を外側に蹴る走り方は無駄が多いんじゃないかなぁ。解説の有森さんもい言っていましたね。最終的に8位に沈んだというのは、相当なショックだったことでしょう。しかしまだ若い! この敗戦をエネルギーに変えられるのが若さ。羨ましい!

優勝は粘りに粘った藤永選手。高校時代の逸材は、その後多くの苦難を乗り越えようやくつかんだ初マラソンのの舞台で見事な優勝でした。8月のベルリン行の切符も手にしましたね。

女子長距離界は、ホントに層が厚いですね。

February 12, 2009

走りに行く

 カレンダー通りに休めた昨日は、車で小1時間ほど行ったT村(本当は合併でT町になったんだけど…村の方が親しめるんだよなぁ)に走りに行きました。

 コースは予め地図で予定を立ててはいたもののそこはやはり初めての土地、ちょっと迷ったり寄り道したりしながら走りました。ため池を見つけたり、おそらくシーズンになってもそう人は集まらないんじゃないかと思われる桜並木を見つけたり、ちょっと小洒落たレストランを見つけたり…なかなかの収穫でした。走行距離は10.5km。ゆっくり走った1時間ちょっとでした。

 走った後は立ち寄り温泉で汗を流し筋肉をほぐしました。いい歳して風呂の入り方も知らねぇバカ親父や開けた戸をちゃんと閉められないクズ男に腹は立ちましたが、温泉のお湯がなだめてくれたようで…。にしてもなぁ…。

 温まった身体で、さっき見つけたレストランでランチ。自家製の有機野菜をあしらった肉と魚のコースをそれぞれ頼んで、ちょっとお裾分け。お米まで自家製で、そういうレストランは小うるさい理屈や蘊蓄があちこちに見られて、「はいはい、偉い偉い」ってな気持ちになることが多いのですが、そこはあまりそういった事は前面には出さず(そこそこ主張はしていましたが)。まずはおいしく食べてね、という気持ちが伝わる仕事っぷりでした。 One dish に肉か魚に温野菜、小さなサラダにご飯かパン(どちらも自家製)、コーヒーがついて1200円は、なかなかにリーズナブルでした。

 ってなわけで、走り半分、その他半分で充実した一日でした。すまんすまん。

February 03, 2009

ランニング点景

 関東地方の冬というのは基本的に乾燥しまくりです。まぁ市民レースでも『壮年の部』にエントリーするおっちゃんにはどーでもいいことですが、婦女子の皆さんはかなり苦労されているようです。


 いつもは水分やエネルギーゼリーくらいを腰にくくりつけて走っているのですが、このところのきりりとした風景を撮るべく、デジカメを携帯して走ってみました。
 走り出しの時刻は、まだ空地に霜柱が見られました。子どもの頃はさくさくと踏んづけて…と思いましたが、生まれ育った北海道ではすぐに雪で埋まったような気もします。


 霜柱の近くのコンクリートの隙間から伸びていたのはホトケノザ。まだ二分咲きといったところでしょうか。でも、小さな花が春近しと言っているようです。


 (そこそこの)田舎にありがちな大きな家の庭先に立つ巨大な桐の木です。娘が生まれると桐の木を植えて嫁入り箪笥を作る、という話を聞いた事があります。そんなに成長の早いきなのかなぁ。まさか行きそびれた、なんて事じゃないでしょうね…。


 その近くの畑で、キジに出会いました。日本の国鳥であり桃太郎とともに鬼と戦ったあのキジです。いやぁ〜、やっぱり(そこそこの)田舎ですね〜 ^-^;
 考えてみれば、我が家の南に広がる緑地丘陵には猿がいますし、ご近所には犬もいますし、まさにお膝元のようですね。(つまり、犬猿雉がいるというのは、典型的な日本の風景という事なのかも知れませんね)


 さらに走った先にあった畑で放っておかれた綿の木です。何故ここに綿が植えてあったのかは分かりませんが、青い空と白い綿の色合いがきれいでした。


 まだまだへなちょこな脚力ですから、LSDでゆっくり走るのが精一杯です。でも、ゆっくりだからあちこちきょろきょろでき、色々なものを見つけることもできます。まぁ、寒い間はこんな感じでゆるゆると走って行こうと思っています。

1月の走行距離:107?








February 01, 2009

大阪国際女子マラソン

冬晴れです。まぁ見事に空が青いこと。外回りの工事も終わり、久々に布団を干しました。こんな日は、やっぱり走らにゃぁと、ゆっくりLSD。

奥武蔵駅伝の応援には行けませんでした。やっぱり東洋大ぶっちぎりだったのかなぁ。テレ玉のニュースでやるかな。

もうちょっとで大阪国際女子マラソンが終わります。ただいま録画中。フジテレビが中継という事で、またしても小倉なにがしが偉そうな上から目線で分かったような事言うんだろうなぁ。そういう諸々をすっ飛ばしながら見るためにも、録画するのが一番なのですが…。

暮れからお正月にかけて溜まった録画がなかなか消化できません。1月1日に行われたニューイヤー駅伝は一昨日ようやく見終えました。5時間を超える長丁場ですから、5回位に分けて見る事になっちゃいました。都道府県別対抗駅伝は男女ともにまだ見ていません。今日の大阪国際、今日中に見られるかなぁ…。

陸上だけでなく、映画も溜まっているし、STAR TRECKも溜まっています。HDD録画というのは簡単だしメディアが増える事もないので便利なのですが、録ったものがすぐにたまるのが難点と言えば難点かな。2時間のものを見るには2時間(まぁ2時間ドラマの場合はCMすっ飛ばせば1時間半くらいで済みますけどね)かかりますから、時間は自分で都合をつけなくてはなりません。時間の使い方が下手だからなぁ…。

さて、仕事仕事。


☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆


…と書いてからひと仕事。
先ほど録画を見終えました。いやぁ〜、渋井選手かっこいい! すんごいなぁ。東京国際女子から2か月で優勝とは!

何が凄いって、走り終わってすぐにインタビューに答えちゃったりするところが凄い! (そんなセッティングする放送局もどうかと思うけど)

渋井選手の走りは最後まで力強かったですね。腕の振り(肩甲骨からの腕振り)と骨盤の前傾が最後までキープできていたのが素晴らしかったですね。無駄のない力強いフォームが最後まで持続していました。
今まで何度も失速した30km過ぎにスパートをかけてのぶっちぎり、男前〜! 独走になってからの方が余裕が感じられるくらいでした。

初マラソンで、2時間25分過ぎで2位に入った赤羽さんもさすがです。満を持しての出場、効率的なフォーム、最後のペースアップ、今後に期待ができる走りでした。

同じ初マラソンの脇田選手は力及ばず。しかし2時間31分ですから、まだまだ伸びる事でしょう。


心配していた小倉なにがしはほとんど出しゃばらなかったのも良かった良かった。放送はフジでしたが関テレ製作でしたからね。

それよりびっくりしたのが、途中で実況をやめてアルフィーの曲を流してPV風の画像を流したって事です。生放送でスイッチングを駆使して、スーパースローもインサートしたりして。最初は「おいおい!」と思ったのですが、だんだんそれが感動的に見えてしまって…!  その時点で10人以上の集団だったのも効果的だったようです。

見事に復活した渋井選手に勇気をもらいました。
いやぁ、女子長距離は面白い!