March 22, 2009
さもしさと空しさと心貧しさと〜(語呂悪し…)
高速道路のSAでの商売をファミリー企業で独占して甘い汁を吸うだけ吸って340億円の資産を貯め込んだ財団法人が「お前それじゃぁまずいだろうから少し出せよ」と言われて渋々出した60億円。天下りの連中にとっては集めた340億円も供出する60億円も、額に汗して作ったお金ではないのだから、どっちにしてもどーでもいいわけ。助成しますよお助けしますよと言ってもそれは100万台限定なのは、そういうわけ。天下り団体から恵んでもらった60億円に、庶民は群がった。
深い根拠も試算もなしに出した金額で作った助成金だったのだので、在庫の量すら数えていないもんだからさっそく品切れ続出。
それでも何とか手に入れたとしても、売り上げの一部はまたまた天下り団体の懐へ入っていく。
そもそも高速道路というのは、将来は無料になるという前提だったはず。それでは甘い汁が枯渇してしまうもんだから、作らなくてもいい高速道路を作って借金を補てんする形で料金を取り続けるという構図。
大体、そんな天下り団体がお財布代わりに口座から直接かすめ取ろうという仕組みの道具をつけていない者には割引の特典が全くないというのは、実に汚く小狡いやり口なのに、世論もマスコミもそこはスルーというのが凄い。
民主党が政権をとったら、高速道路は無料にすると言っているぞ。そうなったら、行列に並んで必死になって道具をつけた人々はどうするのか?
政権移動がなくても、一律1000円は永久に続くわけではない。2年位で元通りになって、あとはご自慢の道具で自動的に料金を徴収される仕組みと、天下り団体への蜜は供給され続け、安泰の道は塞がらない。
見えないところで使われているお金は、ぜ〜んぶ税金なのである。
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「東京マラソンどころか、オリンピックやれば3兆円もうかるんだよ!」 とのたまう知事。つくづくヤなおやじだ。
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