March 27, 2007

お見舞い

 石川県輪島地方で大規模な地震があり、多くの被害が出た模様です。被害に遭われた方や関係者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 石川県は大学時代を過したトコロ(金沢市)で、良くも悪くも現在のワタクシの人となりを作った場所です。もう10年以上もご無沙汰してしまっているので、お洒落な街金沢は今行ってもちんぷんかんぷんなのかもしれません。

 しかし、今回大きな被害があった輪島地方は、高齢者が多く町自体も私が過したころとあまり変わらないようです。古い木造の家屋が(元々地震の多い地域ではないので、建物自体もそれほど丈夫ではなかったのかもしれません)ぺちゃんこになってしまった映像を見て、なんともツライ気持ちになりました。

 金沢で昔お世話になった人にメールをしたら、一日後に“無事”とのメールをもらい、まずは一安心。しかし、別の知り合いは輪島に近かったようで、非難しているとの事。無事に今までの生活に戻れることを祈るばかりです。


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 テレビで有識者(ってほどでもないかな)が“不慣れなボランティアは近づかない方がいい”という意味のことを言っていました。確かに、何かしたいという気持ちは尊重されるべきでしょうが、中には“泊るところはないのか?”などと言う奴がいるとか。たぶん“飯は出ないのか?”なんて事を言うやつもいるのでしょう。たとえボランティアでもキッチリと仕事だけをする言わば“プロのボランティア”(おかしな言い回しですが)が必要なのでしょう。

 さらには国を挙げての災害対策の一つとして、そういう技術を大くの人々に持ってもらうような仕組みが必要なのでしょう。建物や道路を復旧させるのも大事ですが(まぁ土建屋は潤いますが)、それ以外の、直接人と関る部分でのケアができる仕組みを作らなければならないのだと思います。

 “美しい国”は、それを支える人があってこそ。美し(く見えるだけで実はちっとも美しくない)い道路や建物かあるからではないのだから。

Posted by kojiyan at 11:03:41 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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