May 05, 2008

佐久で走りました


 GW真っただ中の5/3、家人の里帰りで行った長野県で開かれたマラソン大会に参加しました。(マラソン大会と言っても42.195kmのフルマラソンではなく、距離10kmのかけっこです)

 この時期の長野はまだ早春、平地の桜は盛りを過ぎたが木々の芽吹きはまだ浅く、山は新緑が萌えていました。もう一度春を体験したのは何とも得した気分でした。




 大会はそれほど立派なものではなく、言ってみれば町内運動会が少し立派になったような感じ。長野県民は持久走・長距離走が好きらしく(出身者の家人曰く)、この大会も小学生から壮年まで多くの市民が参加し、カテゴリーも細かく分けられていました。(全体の参加人数は少ないのが、基本的に近隣からの参加が多く、つまり“近所から大勢が参加した”という意味です)

 子鹿の様な子どもが一生懸命走っていたり、親子走に参加する親子が準備運動をしている姿を眺めるのは、ココロ穏やかになれて楽しいものです。中には本格的なランニングウエアで真剣にアップをしている壮年ランナーもいたし、それをぼ〜っと眺めているへなちょこランナーもいました(ワタクシの事ですね)。公園のあちこちにビニールシートを敷いてスタートを待つというのも、何ともお手頃で楽しい風情でした。

 レースは自分なりの好成績が出たので満足万蔵。同じカテゴリーの中にヴァンフォーレ甲府のレプリカを着た人がいたのですが、彼には勝ったからそちらもOK。順位は後ろから数えたほうが早い程度だが、爽やかな長野を走れたのが何より良かったです。

 長野といえば『大会100撰』にも選ばれる長野マラソンが有名ですが、あちらを横綱に例えると、この大会は新十両くらいといったところでしょうか。入門はこちらの方が早い(こちらは第21回
、横綱はまだ10回)のですが、大会規模や運営の様子などは比べるのもどうかと思うくらいの違いがありました。確かに“てきとーな交通規制は如何なものか”とか“給水所が小さく取りづらい”とか“距離表示が分かりにくい”といった減点は考えられますが、町内運動会の立派なやつと思えば、腹も立つまいとも思います。(まぁそれもワタクシがへなちょこランナーレベルだからかもしれませんが…)

 親子走のペアの中にREDSのTシャツを着て走る親子連れを発見したのも、嬉しかったですね〜。